乳がん⑦ 1週間の入院生活 -後編-

乳がん7 入院生活

術後4日目

目覚めると、脇の下と左腕の裏に痺れがある。ジーンという感じが近い。今日は付いている。朝、主治医の診察があって、先生に直接お話しすると、すぐにエコーで診て頂けた。脇の下に水が溜まっていることもないので大丈夫とのこと。痺れに効くビダミンB12のお薬を処方して頂く。

 

さらに「排液も少なくなっているので、明日、管を抜いて、経過良好なら明後日に退院しましょう」と突如おっしゃって頂く。嬉しい。

食べ物に関しても「下のコンビニで買ってきていいですよー」とのこと。今日から食後のコーヒーにあんぱんが付いた。笑

 

術後5日目

虚無僧スタイルとお別れの日。ついにドレーンを抜く日が来た。9時少し前、若手2人の外科医が看護師と颯爽とご登場。

 

チューブの一部は、固定するためにやはり縫ってあったみたい。パチパチと糸を切り、菅を抜く。ぐに〜と重く押されたような気持ち悪さがしばらく続くと、1本目がぶりゅ。最後に糸も一緒に引き抜く感じがあって、急に痛みと、内側から温かいものが溢れる感覚とともに2本目の管もぶりゅと音を立てて出た。大きなガーゼを穴のところにボンとおいてテープで固定。

手術直後から6日間、私の体から排出し続けてくれたドレーンともお別れ。液を受けてたボトルを看護師さんが持っていかれる。トイレへ行く時も、フロアを散歩する時も、首からぶら下げ、共に歩んでくれたこの白いバッグ。今は主人がいなくなってベッド脇に置かれたまま。

ドレーンバッグ
ドレーンバッグとも今日でお別れ。ありがとう

 

今日は6日ぶりにシャワーも浴びられる。「早速入りたいかな?と思って10:30に予約したよ!」と看護師さんが新しいパジャマを持ってお知らせくれた。シャワー前、ガーゼから防水の絆創膏に貼り替えて頂き、シャワー室へ。泡で優しく包むように身体全体を洗うのがポイントだそう。

ドレーンをはずしてから1時間ちょっとしか経ってないけれど、もうシャワーを浴びられるなんて驚くばかり。頭も2回洗って、コンディショナーもたっぷりつけて、ゆっくり洗い流すと、残っていたパーマが蘇り、ちょっと嬉しい。教えていただいた通り、ボディソープをよく泡だてて、優しく包むように、くるくるくるくる、身体全身を洗っていくと確かに気持ちいいわ。30分のシャワータイム。満喫させていただきました。ありがとうございます。

 

 

ベッドに戻り、片付けていると、看護師さんが再びドレーン患部を確認。「まだ駅がちょっと出てるから、もう一度、ガーゼにさせてもらうね」と、大きめのガーゼをテープで固定し、病室を出て行かれた。午後にも何回かチェックにいらして「もう大丈夫。液も少なくなっているから、ガーゼ交換はいらないわ」とおっしゃって、同じガーゼで蓋をし、テープで固定。

夕方、回診にいらした若手外科医さんにも患部を確認していただき、明日の退院が確実になった。するとバタバタと、薬剤師が処方されたお薬を持って来られたり、会計の方が概算書を持って来られ。退院の準備が進んでいく。

 

 

術後6日目

退院の日。主治医の説明通り、入院から1週間で退院となる。朝食後、若いイケメン先生の回診。ドレーン患部には防水テープをペタッと貼って終わり。「次回の診察までにテープが取れてしまうようなら、絆創膏に貼り替えてもらえば大丈夫。排液が出ないなら絆創膏もいらないからね」とのこと。

初めての入院、初めての手術、とにかく初めてづくしでしたが、学んだことが多かったです、やっぱり。私のこれまでの人生、思い描くようにやってきて幸せ過ぎたので、この辺りで試練のスパンに突入するってことと考えています。

こうして人生初の入院手術は幕を閉じました。でもこれはまだ序章に過ぎないのよね。これから始まる術後リハビリ、抗がん剤… 1つ1つ向き合って行かなくては!

 


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