抗がん剤 AC療法#1からの発熱性好中球減少症

抗がん剤 AC療法#1からの発熱性好中球減少症

 

抗がん剤が始まる2日前、ベリーショートにしてもらうため美容院へ。事情を知った担当の美容師くん、急遽ヘアートリートメントを施してくださった。頑張ってください!完全復活願ってます!とエールをもらう。髪が戻ったら必ず伺うね!待っててね!と約束してお店を後に…

 

AC療法スタート

退院から6週間。いよいよ抗がん剤治療 AC療法 始まる。ACは アドリアマイシン (Adriamycin) とシクロホスファミド (Cyclophosphamide) の2種類の頭文字で、それぞれ異なる抗がん作用のお薬を組み合わせて投与する、乳がん患者に行う代表的な化学療法。

化学療法室でルートを確保し、採血。その後、先生の診察。今日は初回なので、血液検査は問題ないはず、1時間後に結果が出たら、ケモ室から声かけますね!との説明。

待合室で待っていると、結果が出て投与OKとなり、”最強の吐き気止め”と名高いイメンドを服用するよう指示される。さらに1時間、飲んだお薬が効くのを待ってから投与という流れ。待ち時間に先に水分補給の点滴をしていただく。その後、吐き気止めアロキシとデカドロンを15分で落とし、いよいよ赤い抗がん剤アドリアシンを15分、エンドキサンを30分で投与して、初回ACは終了した。

抗がん剤を詰めてくれる薬剤師さんのお話では、「今は吐き気止めの薬が本当に万能で、おそらく胸のあたりがちょっとムカムカするかな?ぐらいで済むと思いますよ」とのこと。そうあってほしいわ〜。帰りにコンビニでおにぎり買って帰宅。

投与から数時間が経って、変化といえば、3日前に始まっていた生理がぱったりと止まった。夕方以降、少しだけムカムカ吐き気したけど、すぐにおさまり気にならなくなった。夕飯は玉子おじや、肉じゃが、もずく酢、野菜スープ、ドライフルーツを完食。

そうそう。エンドキサンは、おしっことして排出されるそうで、「できれば1.5ℓを目安に、この2日間は水分を多めに摂って、ちょっと面倒だけどトイレの回数を増やしてね」とのことだった。その水分もさほど苦にならずに摂取成功!お水、日本茶、麦茶、紅茶、ルイボスティー、野菜スープ…手を替え品を替え、寝る前までに飲むことができた。胃がんを克服した友人から、抗がん剤やってる間はぜひ飲んでにて!と贈られてきた日田天領水のおかげかしら?味まろやか〜で、全て美味しく感じられたからかもしれないです。

 

投与2日目

吐き気止めのお薬イメンドとデカドロンが効いているのか、吐き気はほぼなし。唯一愕然としたのが、朝に飲もうとしたコーヒー。ま、不味い。全く味が変わってしまい、まるで煎じ薬。飲めなかった。その後も何日か、午前午後と時間を変え、トライしてみたものの、やっぱり煎じ薬… 結局、抗がん剤治療中は飲むのを諦めた。紅茶やハーブティー、日本茶、スポーツドリンク等は全く問題なく、美味しくいただけるのに、唯一、大好きなコーヒーだけが無情にもダメだった。食欲も変わらずあるけど、量を少しずつ回数を分けて、食べたい時に食べると調子が良い。

お風呂では懐かしいミノンに再びお世話になる。洗い上がりもしっとりするし、かゆみなどもないので、このままミノンを使っていくことになりそう。ただ入浴後の乾燥がすでに気になる。投与翌日にすでにカサカサし始めるようでは日数が進むとかなり変化がありそう。念入りに保湿しないとだめね。

 

 

投与4日目

手先が少し赤くなり、ヒリヒリする感じを受ける。また味覚が変わってきた印象がある。ことに牛肉がどんな味付けにしても美味しいと感じなくなる。でも豚肉や鶏肉はほぼ問題なし。お魚も美味しくいただける。それと納豆がいつも以上に美味しく感じて、食べる回数が増えた。

投与9日目

初めて体のだるさを感じる。立っている時もつかまっていたい感じ。足に痛みがあり、椅子から立ち上がるのも一苦労する。まるで重力を感じているかのごとく、上からのしかかるドーンとした重さがある。夜、ベッドの中でも寒気して異変あり。病院でいただいたAC療法の小冊子に出ていたカレンダー通り、ほぼ同じに各書状が現れる感じ。凄いわ。

投与13日目

午前中は体調に変化なく、仕事していたのに、午後から急に体がだるく感じる。ゾクゾク寒気したので、熱を測ると37.8度あった。しばらく横になるも夕方には、熱が38.6度まで上がる。翌日、血液検査で病院へ行くので、電話はかけず、今夜は氷枕で凌げるか頑張ってみる。

 

 

投与14日目 発熱性好中球減少症

朝起きてすぐの検温では37.8度まで下がっていたものの、体が重くて倦怠感もあったので、タクシーで病院へ。血液検査の結果、白血球が1000程しかなく、さらに好中球も10%しかない… 発熱性好中球減少症と診断され、そのまま入院することに…

好中球は白血球の1つで、最近やウィルスから体を守る働きをする。好中球が少なくなると、病原菌に立ち向かう抵抗力がなくなり、感染症を起こしたり、時には重症化することもあって、とても怖い。

無菌室までではないけれど、外部との接触を極力少なくするため、外科病棟ではなく、病棟へのアクセス制限がある産婦人科の個室をご用意いただいた。病室に入るや否や、抗生物質の点滴が始まる。午後には白血球をあげる注射も。夜中にも抗菌剤2本目の点滴。入院2日目と3日目も同様に、10時と21時に2本の点滴、また白血球あげる注射も打つ。

そして脱毛も始まる

入院と同時に(ACの初回投与から14日目)ついに脱毛が始まった。初めは何本かがハラハラと落ちる感じで、枕に少し髪の毛が付いている程度だった。抜けた毛をよく見ると、毛根が焼けたように真っ黒で、点のように小さくなっている。

入院3日目、投与17日目からは一気にバサバサごっそり抜け始める。事前に用意しておいた使い捨てキャップを家から持ってきてもらって助かった。キャップをかぶると、毛の散らかり具合がかなり抑えられて、とても便利!!

入院3日目にようやく熱が下がり、入浴OKになったものの、シャワーでお湯かけるだけでごっそり抜ける、シャンプーしてもごっそり、タオルで拭いてもごっそり… 浴室を毛だらけにしてしまった。

シャワーの予約時、看護師さんに脱毛が始まったことをお話し、排水口を髪で詰まらせてしまうから、入るのやめておこうかな…と伝えると、優しく言葉をかけてくださって涙が出た。「全然気にしないで!最後の時間に予約入れるね。後は誰も入らないから大丈夫。明日朝には掃除も入る心配せず、ゆっくり入ってね!大丈夫だからね!」寄り添ってもらえるって本当に素晴らしい。心から感謝。

そして入院4日目にようやく白血球や好中球の数値もよくなり、退院。ほっと一安心でした。

初回ACを振り返り…

吐き気はそれほどでは無かったけれど、関節痛やもの凄い倦怠感に時折襲われたり、ことに私の場合は白血球が下がりすぎることがよくわかった。その対処法として、2クール以降はジーラスタの注射を検討していくそう。


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